こんにちは。MIKIKOです。
2018年5月、ゴールデンウィーク真っ只中の本日。
皆さんはいかがお過ごしですか?
私は体調を整えるため、今年のゴールデンウィークは東京でのんびりしています。
さて、今回は先月訪れた日帰り京都旅についてご紹介したいと思います。
実のところは、私用で京都へ行くことになったのですが、
「せっかく東京から京都へ行くのに、用事だけ済ますのではもったいない!」
何か良いプランがあるはずとチェックしたのが、
名古屋に住んでいた時も、出張のため新幹線で東京に行く時にはJR東海ツアーズ企画の
日帰り1day東京をよく使っていたんです。
今回は日帰り1day 京都プランの中から、自分のスケジュールに合いそうなものを探してみました。
申し込んだのは、日帰り1day 勧修寺(かじゅうじ)の書院襖絵特別公開を楽しむ春の京都コース
勧修寺(かじゅうじ)は、京都市山科区にある門跡寺院。真言宗山階派大本山。山号を亀甲山と称する。開基(創立者)は醍醐天皇、開山(初代住職)は承俊、本尊は千手観音である。寺紋(宗紋)は裏八重菊。皇室と藤原氏にゆかりの深い寺院である。「山階門跡」とも称する。
勧修寺 - Wikipedia より引用
勧修寺へのアクセスですが、
JR東海道本線と地下鉄東西線で行く方法と、京阪バスで行く方法があります。
ところで今回のJR東海ツアーズのコース
「日帰り1day 勧修寺(かじゅうじ)の書院襖絵特別公開を楽しむ春の京都」では、
東京から京都までの往復新幹線の他に、
1.勧修寺の拝観料(庭園・書院共通:大人600円)
2.京阪バスの1day チケット(大人650円)がセットで付いていました。
新幹線往復料金と上記1、2が含まれて合計:18,600円
東京から京都の往復新幹線代がのぞみ普通車指定席で片道13,910円。
往復料金が27,820円。乗車できる列車に指定があったり、変更不可ではありますが、とってもお得ですよね。
今回の京都旅は私用で訪れたため、京阪バスの1day チケットをフルに活用できなくて残念でした。でも、お得に楽しく旅をする方法をまた1つ知ったのでぜひ、皆さんにもシェアしたいなと思いました。
↓そうだ 京都、行こうのスタッフの方のブログがわかりやすいのでご参考に。
http://souda-kyoto.jp/blog/00381.html
勧修寺(かじゅうじ)で特別公開された重要文化財の書院襖絵・「次の間」にある「近江八景図(おうみはっけいず)」
普段は見ることができない勧修寺の重要文化財である書院襖絵。
ガイドの方が、「重要文化財で写真が撮れるのはなかなかないですよ」とおっしゃっていましたが、そうですよね。
まずは自分の目で書院襖絵をじっくり、しっかり鑑賞。
その後、正面に柵があるので写真撮影するのがむずかしかったのですが、記憶に残しておきたいので数枚撮ってみました。
こちらは「次の間」にある「近江八景図(おうみはっけいず)」
下の写真が「近江八景図」右側の襖絵。
「近江八景図(おうみはっけいず)」は土佐派の絵師 土佐 光起(とさ みつおき)の筆
土佐光起(とさ みつおき、元和3年10月23日(1617年11月21日)-元禄4年9月25日(1691年11月14日))は、江戸時代の土佐派を代表する絵師。和泉国堺出身。父は土佐光則。本姓は藤原、幼名は藤満丸。
土佐光起 - Wikipediaより引用
こちらが、「近江八景図」左側の襖絵です。
勧修寺(かじゅうじ)で特別公開された重要文化財の書院襖絵・「上段の間」にある「龍田川紅葉図(たつたがわこうようず」
「次の間」の隣にあるのが「上段の間」
こちらには重要文化財の襖絵「龍田川紅葉図(たつたがわこうようず」が描かれています。
絵師は土佐 光成(とさみつなり)
「次の間」の「近江八景図」を描いた土佐 光起(とさ みつおき)の長男。
土佐 光成(とさ みつなり、正保3年12月20日(1647年1月25日) - 宝永7年3月21日(1710年4月19日))は、江戸時代初期から中期にかけて活躍した土佐派の絵師。
土佐光成 - Wikipediaより引用
下の写真が「龍田川紅葉図(たつたがわこうようず」左側の襖絵です。
奥にあるのが「勧修寺棚(かじゅうじだな」と呼ばれる違棚(ちがいだな)
勧修寺で頂いた資料によると、
「欅(けやき)の1枚板からなる3つの棚のうち、中央が一段高い左右対称の優美な姿を見せており、安定感のある空間を構成している。
柱は床柱を含め、木曽の山あいから切り出された「尾州ひのき」が用いられている」
今回、勧修寺の重要文化財・書院襖絵を見ることで、土佐派のことを知ることができて勉強になりました。
新しいことを1つ発見するのは、幾つになってもうれしいです。
2018年春・京都日帰り旅行の思い出・勧修寺について、次回はお庭についてもご紹介したいと思います。