東京・パリ、MIKIKOカラーライフ -Tokyo・Paris・Nagoya MIKIKO's Color Life

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【東京散歩・ぷらっと明治神宮】100年後を見据えた都会のオアシス、「永遠の森」という壮大な計画のもと、大正時代に作られた明治神宮の森

こんにちは。MIKIKOです。

7月に入り、いよいよ夏本番。

自然の中の緑色も、強い太陽の日差しをうけて、夏色に輝いて見える季節。

皆さんはいかがお過ごしですか。

 

都会に住んで、毎日いそがしく過ごしていると、

自然の緑がとても恋しくなります。

 

先月、表参道の美容院で働く馴染みの美容師さんがこんなお話しをしてくれました。

「東京には長く住んでいるけど、この前初めて明治神宮に行きました」

「原宿という都会の中に、こんな森があるのに正直とても驚いた」

明治神宮の森の中に入ると、外(原宿駅)の温度と違って涼しく感じた」

 

私は東京に住むようになってから、思い立つとよく、明治神宮へ参拝に行きます。

特に静かな早朝が大好きです。

原宿口(南門)から鳥居をくぐり、両側にある木々を感じながら御社殿へ向かう道を歩いていると、不思議と気持ちがすっきりとしてくるんです。

明治神宮-明治神宮と周辺へのアクセス-

 

「永遠の森」という壮大な計画のもと、大正4年から造営工事が始まった明治神宮の森

「永遠の森」を目指した壮大な計画のもと、大正4年から造営工事が始まりましたが、全国から植樹する木を奉納したいと献木が集まり、北は樺太(サハリン)から南は台湾まで、日本だけではなく満州中国東北部)朝鮮からも届き、全部で約10万本の木が奉献され延べ11万人に及ぶ青年団勤労奉仕により植林することによって、代々木の杜が誕生しました。 

明治神宮-自然・見どころ- より引用

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東京ドーム15個分の面積のある明治神宮内には現在、在来種等を含め、234種類の木々があるそうです。

当時その種類は在来種等を含め365種でしたが、東京の気候にそぐわない種類もあり、現在では234種類になりました。今や、東京ドーム15個分の杜は、まるで自然林のように大きく豊かに成長し、平成25年の「鎮座百年記念 明治神宮境内総合調査」では、日本新発見の昆虫(ジングウウスマルヒメバチと命名)が報告されたほか、数多くの絶滅危惧種や、都会には珍しい生物がいることが報告されました。

 明治神宮-自然・見どころ- より引用

 

下の写真は、明治神宮の敷地内にある南池(Nan-Chi)

池に映った緑の風景が、まるで絵画のようで見とれてしまいました。

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「何を植えたら立派に育つのか」大正時代の学者達が考え、明治神宮の100年後を見越して 植えられた木々達

創建当初明治神宮に何を植えたら立派に育つか、また100年後自然の状態になっていくのか、当時の学者たちが考えました。そして椎・樫などの照葉樹を植えることに決定したのです。 

 理由は大正時代、すでに東京では公害が進んでいて、都内の大木・老木が次々と枯れていったのでした。そこで百年先を見越して神宮には照葉樹でなければ育たないと結論づけたのでした。 

明治神宮-自然・見どころ- より引用

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平日の昼間に久しぶりに参拝に訪れたのですが、風に揺れる木々の音、緑の匂い。

そして、鳥のさえずりなど、原宿という都会にいるのを忘れてしまう、自然豊かな場所に癒されます。

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白やピンク色の睡蓮の花。

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太陽の光をいっぱいに浴びて

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とっても綺麗でしたよ。

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池の上に浮かぶお花畑にワクワクしました。

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江戸時代は加藤家、井伊家の下屋敷の庭園だった歴史のある明治神宮内の代々木御苑の花菖蒲

うつせみの 代々木の里は しづかにて 都のほかの ここちこそすれ」

明治天皇がこのようにお詠みになりました御苑は、江戸時代初期以来加藤家、井伊家の下屋敷の庭園でしたが、明治時代に宮内省の所轄となり、代々木御苑と称され、明治天皇昭憲皇太后にはたびたびお出ましになられたゆかりの深い名苑です。 

明治神宮-自然・見どころ- より引用

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苑内には隔雲亭(かくうんてい)、お釣台、四阿(あずまや)、菖蒲田(しょうぶだ)、清正井(きよまさのいど)などがあり、曲折した小径が美しい笹熊の間を縫い、武蔵野特有の面影をとどめている名苑です。

中でも明治天皇昭憲皇太后のために植えさせられた菖蒲田の花菖蒲は、現在も大切に守り育てられ、6月には見事な花を咲かせます。

明治神宮-自然・見どころ- より引用

私が訪れた時、花菖蒲の満開時期は既に過ぎていましたが、緑に包まれた場所をゆっくり散策するだけでも気持ちがとても安らぐ空間でした。

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花菖蒲の見分け方ってむずかしいですね。。。

親切な見分け方の説明があったのでうれしかったです。

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明治神宮・御苑の中にある「清正井(きよまさのいど)」といわれる湧水の井戸

明治神宮の御苑の中に都会では珍しい湧水の井戸があります。東京都の調査では水温は四季を通じて15度前後と一定していて、毎分60リットルの水量があり、昔から「清正井(きよまさのいど)」といわれ加藤清正が自ら掘ったとされています。

では本当に加藤清正が作ったのでしょうか?素朴な質問ですが、これについてお話しましょう。

明治神宮-自然・見どころ- より引用

 

加藤清正の伝説についての続きは、

↓こちらをご覧くださいね。

明治神宮-自然・見どころ-

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眩しいくらいに透き通る湧水の「清正井(きよまさのいど)」

とても神々しい井戸でした。

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南池(Nan-Chi)から、代々木御苑の花菖蒲、清正井(きよまさのいど)

ぐるっと散策した後は、御社殿へ。

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お天気がよかったので、朝から沢山の観光客、参拝客の方がいらっしゃいましたよ。

 

「永遠の森」という壮大な計画のもと、大正時代に作られた明治神宮の森。

私の大好きな場所の1つである都会の中のオアシス。明治神宮

 

今回のブログを書くにあたって、改めてその歴史について公式ホームページを見てみたんですが、沢山の方の愛によって作られているんだなぁと感じ、ますます好きになりました。

明治神宮の大鳥居について。

明治神宮-Q&A-

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