夢を叶えていくパワーはまっすぐな心
こんにちは。MIKIKOです。
クリスチャン・ディオールという言葉を初めて知ったのは、
「ハリスおばさんパリへ行く」という本からでした。
本を読むのが大好きだったので学校から帰ると本屋さんへ行くのが楽しみの毎日。
ハリスおばさんの本を見つけたのは確か中学生の頃。
本の帯に書かれていたパリ、夢を実現、ディオールという言葉に吸い寄せられて、思わず手に取りました。
本の帯に書かれていたのは
パリへ行ったことのある人も
行こうと思っている人も、読み出したらやめられなくなります。
夢を実現したロンドンの通い女中さんの物語
ロンドンの勤勉な通い女中のハリスおばさんが、
一目ぼれしたディオールの超一流のドレスを手に入れるユカイで心暖まる物語。
当時10代の私は「ハリスおばさんパリへ行く」を読みながら、
自分の知らない世界、パリ、ディオール本店、ファッションショーなどがキラキラと輝いて感じられ、憧れました。
と同時に機知に富んだ対応、勇気、諦めない心で夢を実現してくハリスおばさんのパワーにも魅力を感じました。
写真は2014年秋から2015年1月初旬まで銀座で開催されていた
「エスプリ ディオール・ディオールの世界」に行って撮影した写真です。
ハリスおばさんが一目ぼれしたのがわかる美しいドレスの写真や実物のドレス達がたくさん飾られていました。
写真のオートクチュールドレスは
ミス・ディオール
無数の花の刺繍を施したショート丈のイヴニングドレス
一枚のドレスが完成するまでに、仮縫い師、裁断師、デザイナー、お針子さん達など大勢の人が関わっていること。「ハリスおばさんパリへ行く」から知って、当時中学生の私には大きな驚きでした。
最近ではドキュメンタリー映画「ディオールと私」があるので映像で見ることができますね。残念ながら主人公のラフ・シモンズ氏はディオールのアーティスティックディレクターを2015年に退任。
でもディオールのオートクチュールドレスの世界を垣間見ることができるので、とても良い作品だと思います。
私はちょうど映画上映開始期間とパリ行きが重なっていたので、見逃さないように前売り券を購入。そして帰国後に急いで見に行きました。
まっすぐな心で本気で生きる姿勢が、周りの人の夢をも叶えていく
少女時代に「ハリスおばさんパリへ行く」を読んでパリやディオールの世界へ憧れ、いつかパリへ行ってみたい、そして、今の自分のきっかけとなりました。
大人になった今、読み返してみると、人生について深いメッセージがあるのが感じられるようになりました。
ハリスおばさんのまっすぐな心。大人になった今の自分は持っているのだろうか?
ハリスおばさんの正直でまっすぐな心は、暗闇にいる周りの人の心から光を引き出し、その人達の夢をも叶えてしまう。
「まっすぐな心」言葉で書くのは簡単ですが、その意味は深いですね。