こんにちは。MIKIKOです。
今日の東京は爽やかな秋晴れ。
美味しいもの大好き、食いしん坊の私ですが、
秋は食欲の秋だけでなく、
もちろん、芸術の秋、読書の秋でもあります。
皆さんはいかがですか?
今回は私の心、魂の奥底にガツンと、
久しぶりに衝撃を受けた銅版画家 浜口陽三(はまぐち ようぞう)氏の個人美術館。
ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションをご紹介したいと思います。
なぜ?今まで銅版画家の巨匠 浜口陽三(はまぐち ようぞう)氏を知らなかったのか、
本当に残念です。。。
昨年からずっと気になっていた美術館 ミュゼ浜口陽三 ヤマサコレクションへ、初めて行ってきました。
3番出口を出ると正面に信号があります。
ミュゼ浜口陽三は通りを挟んで、前方斜め左方向に建物が見えます。
美術館へは東京メトロ3番出口を出てから、あっという間なので本当に便利です。
↓アクセス方法については下記を参照ください。
アクセス 【ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション(浜口陽三の美術館)】
美術館ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションへの入り口は少し分かりづらいです。
でも、下の写真のように案内表示がありますので、
左側にあるガラス扉を開けて、中へ入ります。
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで開催中「秋の浜口陽三展 カラー・トリップ」へ
銅版画家・浜口陽三(1909-2000)は、西洋の印刷技術であったメゾチントを芸術表現に取り入れ、さらにモノクロであった技法に色彩を呼び起こしました。あざやかな赤いさくらんぼの奥の暗闇によく目を凝らすと、幾重にも色が重なりあっていることに気づかされます。
その暗色は、黄、赤、青、黒の四色の版の重なりでできあがっているのです。ビロードのようにも見える暗色のやわらかさや静謐な画面は、国際的に高く評価されました
下記のサイトより引用。
秋の浜口陽三展 カラー・トリップ 【ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション(浜口陽三の美術館)】
浜口陽三 氏について
浜口陽三は、1909年にヤマサ醤油株式会社の先々代の社長、濱口儀兵衛の三男として和歌山県に生まれました。
生家は、1645年以来お醤油造りを続けてきましたが、陽三は家業を離れて東京美術学校(現東京藝術大学)の彫塑科に入学しました。
1930年には大学を中退してパリに渡り、油彩、水彩、銅版画など幅広い創作活動を行います。
第二次世界大戦により帰国し、戦後の1948年頃から本格的に銅版画の制作を始めます。1953年に再び渡仏し、1955年頃からカラーメゾチントという銅版画技法を独自の解釈から開拓しました。
下記のサイトより引用。
浜口陽三について 【ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション(浜口陽三の美術館)】
「秋の浜口陽三展 カラー・トリップ」で、気に入った作品3点のポストカードを購入しました。
美術館内は残念ながら撮影禁止。
今回の展覧会「秋の浜口陽三展 カラー・トリップ」の中で、
私が特に気にった作品3点、ポストカードを購入したのでご紹介したいと思います。
浜口陽三 パリの屋根 1956
カラーメゾチント 18.3 x 18.4cm
Hamaguchi Yozo
Roofs of Paris, color mezzotint
浜口陽三 14のさくらんぼ 1966
カラーメゾチント 52.3 x 24.4cm
Hamaguchi Yozo
Fourteen Cherries,color mezzotint
浜口陽三 黒いさくらんぼ 1960
カラーメゾチント 20.0 x 27.0cm
Hamaguchi Yozo
Block Cherry,color mezzotint
「秋の浜口陽三展 カラー・トリップ」鑑賞後は併設のカフェCafé Musée H (カフェ・ミュゼ・アッシュ)でコーヒーを飲みながらのんびりリラックス
美術鑑賞後は、併設のCafé Musée H (カフェ・ミュゼ・アッシュ)で、
コーヒーを頂きながら一服してきました。
ホットコーヒーが一杯500円。
美術鑑賞すると150円のドリンク割引券がいただけるので親切ですよね。
500円ー150円=350円。美味しいコーヒーが飲めました。
ごちそうさまです。
Café Musée H (カフェ・ミュゼ・アッシュ) 【ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション(浜口陽三の美術館)】
カフェは入り口近くに併設されていて席数が9席と少ないですが、
すっきりとシンプルなインテリアで落ち着いた空間になっています。
言葉では上手く言い表せないけれど、銅版画の巨匠 浜口陽三氏のパーソナリティーの輝きに魅了されました
今回、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションを訪れた感想を短い言葉でいうなら、
「何故だかわからないけど、なんだかすごいパワー」
を感じました。
そして、
「銅版画の巨匠 浜口陽三 氏を生前に知ることができなかったのが残念」
以上。になります。
でも、残された作品や書籍を紐解きながら、
色々と浜口陽三 氏について、ゆっくりと調べていきたいな、と思いました。
まずは「パリと私」をじっくり読もうと思います。
パリと私