こんにちは。MIKIKOです。
伊勢・鳥羽から熊野市へ移動するので、ツアーガイドをしている友人にも相談。
「熊野古道(くまのこどう)の伊勢路ルートもおすすめ」と教えてもらいました。
インターネットでも色々調べているうちに、一口に熊野古道(くまのこどう)といっても本当に沢山のルートがあることを初めて知り、驚きました。
古代から中世にかけ、本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰が高まり、上皇・女院から庶民にいたるまで、多くの人々が熊野を参詣しました。
「蟻の熊野詣」と例えられるほど、多くの人々が切れ目なく熊野に参詣したと伝えられています。
田辺から熊野本宮に向かう中辺路(なかへち)、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路(おおへち)、高野山から熊野本宮へ向かう小辺路(こへち)が、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。
下記より引用
「日本書紀」に「熊野神邑(くまのかんむら)の地名で登場していた新宮市(しんぐうし)にある熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)さんへ
Photo by /YannBParis (@yannbparis) • Instagram photos and videos
私達が熊野市に滞在している二日間は、あいにくの雨。
ちょうど台風の影響もあって、初日は風も強く、海の波も高い荒れ模様の天気。
熊野駅から徒歩で行ける世界遺産の獅子巌(ししいわ)だけは見ることができたのですが、日本で一番長い砂磯(されき)海岸と言われている七里御浜(しちりみはま)。
お天気が良ければ砂浜を歩きたかったので、歩けず残念でした。
※熊野市観光は下記のサイトをご参照ください。
二日目に熊野市から電車で行ける熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)へ行くことにしました。
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)さんがあるのは、新宮市(しんぐうし)。
なんと「日本書紀」の中に「熊野神邑(くまのかんむら)の地名で登場しているほど、古くから熊野の都として栄えていたそうです。
熊野の中核都市・新宮市の歴史
下記より引用
熊野市駅から電車で、世界遺産のまち・熊野の都の新宮市(しんぐうし)にある「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」さんへ
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)のある新宮駅。
熊野市駅からだと、JR紀勢本線(きせいほんせん)・きのくに線「新宮(しんぐう)」行きに乗り、約35分。
(注)電車の本数が1時間に一本、もしくは電車が止まらない時間帯もありましたので、電車で行かれる場合は、事前に時間を確認することをおすすめします。
新宮駅に到着し、改札を出て左方向へ。
交番があったので、お巡りさんに熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)さんの場所を再確認。
実は新宮駅で、既に駅員さんに道を尋ねたのですが、方向音痴なのでもう一度聞くことにしたのでした。
商店街を通り抜け、ひたすらまっすぐ新宮城跡方向へ歩きます。
どんどん、歩いて、速玉大社前交差点を超え、しばらくすると
やっと、参道の入り口が見えてきました。
新宮駅から徒歩で約20分くらいでしょうか。
参道の入り口
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鳥居(とりい)
雨に濡れた木々の緑の中で見る鮮やかな朱赤の鳥居。
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熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)
熊野三山の一角をなす新宮市の大社
神倉神社のゴトビキ岩に降臨した熊野権現を勧進するため、景行天皇の時代に社殿を造営したと伝えられています。主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神。境内には天然記念物に指定される樹齢1000年のナギの巨木があります。
下記より引用
手水舎(ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃ)
手水舎には、立派な龍神様がいらっしゃいました。
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神門(しんもん)
神門(しんもん)の注連縄(しめなわ)があまりに立派なので、
「おおー、すごーい!」
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思わず、注連縄(しめなわ)に目が吸い寄せられた私達でした。
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拝殿(はいでん)
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拝殿(はいでん)にも、神門(しんもん)と同じように太くて立派な注連縄(しめなわ)がありました。
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境内の様子です。
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下の写真は、神門(しんもん)に下げられていた幕(まく)
国の天然記念物に指定されている熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)の御神木ナギの木をくわえた八咫烏(やたがらす)が描かれていました。
八咫烏は、日本神話において、神武天皇を大和の橿原まで案内したとされており、導きの神として信仰されている[2]。また、太陽の化身ともされる
下記より引用
↓御神木「ナギ」については下記ご参照下さい。
御神木「梛」なぎ - 熊野速玉大社公式サイト|和歌山県新宮市鎮座 根本熊野大権現 世界遺産
↓神社の社殿などに付けられる幕については下記ご参照下さい。
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静かに浄化の雨が降る中、伺うことができた熊野三山の一つである熊野速玉大社さん。
今回のタイミングで参拝できたのもご縁だなぁと、このブログを書きながら思いました。
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