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【日本探訪・ぐるっと熊野】世界遺産のまち・熊野の都の新宮市へ雨の降る中、訪れた人生甦りの熊野速玉大社さん

こんにちは。MIKIKOです。 

今年の夏、和歌山県にある世界遺産のまち 熊野へ行きました。

伊勢・鳥羽から熊野市へ移動するので、ツアーガイドをしている友人にも相談。

熊野古道(くまのこどう)の伊勢路ルートもおすすめ」と教えてもらいました。

熊野古道伊勢路

 

インターネットでも色々調べているうちに、一口に熊野古道(くまのこどう)といっても本当に沢山のルートがあることを初めて知り、驚きました。

古代から中世にかけ、本宮・新宮・那智熊野三山の信仰が高まり、上皇女院から庶民にいたるまで、多くの人々が熊野を参詣しました。

「蟻の熊野詣」と例えられるほど、多くの人々が切れ目なく熊野に参詣したと伝えられています。

田辺から熊野本宮に向かう中辺路(なかへち)、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路(おおへち)高野山から熊野本宮へ向かう小辺路(こへち)が、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。

下記より引用

熊野古道|熊野本宮観光協会

 

日本書紀」に「熊野神邑(くまのかんむら)の地名で登場していた新宮市(しんぐうし)にある熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)さんへ

 

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私達が熊野市に滞在している二日間は、あいにくの雨。

ちょうど台風の影響もあって、初日は風も強く、海の波も高い荒れ模様の天気。

熊野駅から徒歩で行ける世界遺産獅子巌(ししいわ)だけは見ることができたのですが、日本で一番長い砂磯(されき)海岸と言われている七里御浜(しちりみはま)。

お天気が良ければ砂浜を歩きたかったので、歩けず残念でした。

 

※熊野市観光は下記のサイトをご参照ください。

海を体感|観光|熊野市オフィシャルサイト

 

二日目に熊野市から電車で行ける熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)へ行くことにしました。

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)さんがあるのは、新宮市(しんぐうし)。

なんと「日本書紀」の中に「熊野神邑(くまのかんむら)の地名で登場しているほど、古くから熊野の都として栄えていたそうです。

日本書紀 - Wikipedia

熊野の中核都市・新宮市の歴史

日本書紀にすでに「熊野神邑」という地名で登場していた新宮市

神武天皇の東征とほぼ同じころ、今から約2200年前には秦王朝始皇帝の命により、不老不死の霊薬を求めて徐福が新宮に渡来した伝承もあります。中世のころには熊野三山の社務を統括する熊野別当がこの地に居所を構え、また平安時代から鎌倉時代にかけては上皇や貴族の間で熊野詣が盛んに行われこともあり、新宮は熊野速玉大社の門前町として大いに栄えました。

下記より引用

世界遺産のまち 熊野の都 新宮|新宮市観光協会 

 

熊野市駅から電車で、世界遺産のまち・熊野の都の新宮市(しんぐうし)にある「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」さんへ

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)のある新宮駅

熊野市駅からだと、JR紀勢本線(きせいほんせん)・きのくに線「新宮(しんぐう)」行きに乗り、約35分。

(注)電車の本数が1時間に一本、もしくは電車が止まらない時間帯もありましたので、電車で行かれる場合は、事前に時間を確認することをおすすめします。

 

新宮駅に到着し、改札を出て左方向へ。

交番があったので、お巡りさんに熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)さんの場所を再確認。

実は新宮駅で、既に駅員さんに道を尋ねたのですが、方向音痴なのでもう一度聞くことにしたのでした。

商店街を通り抜け、ひたすらまっすぐ新宮城跡方向へ歩きます。

どんどん、歩いて、速玉大社前交差点を超え、しばらくすると

やっと、参道の入り口が見えてきました。

新宮駅から徒歩で約20分くらいでしょうか。

参道の入り口

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鳥居(とりい)

雨に濡れた木々の緑の中で見る鮮やかな朱赤の鳥居。

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熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)

熊野三山の一角をなす新宮市の大社

熊野本宮大社熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社。

神倉神社のゴトビキ岩に降臨した熊野権現を勧進するため、景行天皇の時代に社殿を造営したと伝えられています。主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神。境内には天然記念物に指定される樹齢1000年のナギの巨木があります。 

下記より引用

熊野速玉大社|新宮市観光協会

 

手水舎ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃ)

手水舎には、立派な龍神様がいらっしゃいました。

手水舎 - Wikipedia

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神門(しんもん)

神門(シンモン)とは - コトバンク

 

神門(しんもん)の注連縄(しめなわ)があまりに立派なので

「おおー、すごーい!」

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 思わず、注連縄(しめなわ)に目が吸い寄せられた私達でした。

 

注連縄 - Wikipedia

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拝殿(はいでん)

拝殿(はいでん)とは - コトバンク

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拝殿(はいでん)にも、神門(しんもん)と同じように太くて立派な注連縄(しめなわ)がありました。

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境内の様子です。

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下の写真は、神門(しんもん)に下げられていた幕(まく)

国の天然記念物に指定されている熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)御神木ナギの木をくわえた八咫烏(やたがらす)が描かれていました。

 

 

八咫烏は、日本神話において、神武天皇を大和の橿原まで案内したとされており、導きの神として信仰されている[2]。また、太陽の化身ともされる

下記より引用

八咫烏 - Wikipedia

↓御神木「ナギ」については下記ご参照下さい。

御神木「梛」なぎ - 熊野速玉大社公式サイト|和歌山県新宮市鎮座 根本熊野大権現 世界遺産

↓神社の社殿などに付けられる幕については下記ご参照下さい。

御幕(神社幕):神社の社殿などに付けられる幕

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静かに浄化の雨が降る中、伺うことができた熊野三山の一つである熊野速玉大社さん。

今回のタイミングで参拝できたのもご縁だなぁと、このブログを書きながら思いました。

 

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